いきなり冷え込みがきつくなりました。サロンに向かう途中も、寒さの余り全身が強張り、変な力を入れて居る為、筋肉が攣ったりしています(苦笑)。
さて今日は、セラピスト教室に通って来られている生徒さんの質問を受けたのと、ここ数日書こうと思っていたボディケア内容とが一致したので、いい機会と考え書いていこうと思います。
額関節について、です。
顎関節症などの痛み、関節部分の可動の悪さなどがあります。その場合、ボディケアとしては、直接的な額関節のほぐしを行う事も大事なのですが、顎の部分ではなく、「ふくらはぎ」のハリも重要なケア対象となります。
顎なのに、何故「ふくらはぎ」と、思われるでしょう。少し簡単な説明をさせていただきますと・・・、
人が立っているときに姿勢を維持している「体軸」があります。しかし、この「体軸」は自然と安定しているものではなく、全身の筋肉が機能して維持されているものなのです。その「体軸」を安定させる筋肉で、前後の姿勢の安定をまず行っているのが、「ふくらはぎ」筋肉で言うと、「ひふく筋」と言う筋肉になるのです。
その部分にハリが入ってしまうことで、前後の姿勢維持が乱れ、ブレが生じ、結果として頭部にブレの疲れが入るようになってしまうのです。その時、顎の部分である「舌下筋」や、首自体の筋肉にも当然疲れが入ってしまうことで、顎の関節の可動制限が起こるようになってしまうのです。
「ふくらはぎ」をほぐし、緩めながら顎の開閉を行っていただくと、その場で違和感が軽減されていく事で、「ふくらはぎ」のハリが影響しているのだと言う事を、ご理解していただく事も多々あります。
直接的に顎の筋肉をほぐす事も大事で、顔ツボ・ヘッドケアの流れで行う事で、違和感の軽減に繋がります。顎の筋肉は、物を噛むという働きがあるわけですから、とても強い筋肉です。額関節部分に直接的に指圧を行い、痛みをあえて出す事で筋肉の緩みを誘うのです。
緩みが感じられても、額関節の場合はケア効果の現れに時間のずれを生じます。とても強い筋肉なので、違和感が軽減されても、多少残る感じがある場合も有ります。筋肉の緩みが遅い為です。しかし、ケア後30分もすれば、今まであった顎の開閉時の違和感は、気付かないうちに気にならなくなっている。という状態になるのです。
「ふくらばき」が張っている為に、前後の姿勢のブレを調節できず、その為に頭部の部分で筋肉の疲れが大きくなる事が、顎関節症の発端となります。
かなり離れた場所なので、本当に影響しあっているのか?と思われる方も居るかと思いますが、額関節に違和感を感じたときに、額関節部分の調整にあわせ、「ふくらはぎ」を緩めてみると、想像以上に違和感は緩和されますよ